ホームセンターは苗や苗木の販売に力を入れていますが、クコの苗木を販売している店舗はほとんどありません。
クコの苗木が確実に買えるのは通販サイトで、苗木が豊富に出回る販売時期は3月〜6月上旬頃です。
クコの苗木を育てるのは難しそうに思えるかもしれませんが苗木は丈夫なため園芸に慣れていない方にもおすすめです。
今回はクコの苗木が買える場所や苗木の販売時期、苗木にはどのような種類があるのか、クコの苗木の育て方などについてご紹介します。
クコの苗木はホームセンターで買える?販売時期はいつ頃?
クコの苗木は珍しいため、基本的にホームセンターでは取り扱いがありません。
クコの苗木を確実に買うことができるのは通販サイトです。
楽天市場におけるクコの苗木の相場は送料を含めると3,000円程度です。
クコの苗木を植え付ける適期は3月〜6月上旬頃です。
植え付け時期の前後が販売時期になることが多いですがクコの苗木は通販サイトではほぼ通年買うことができます。
しかし店舗によっては秋や冬は在庫なしになっていることがあります。
在庫なしになっている時は苗木の植え付け時期にあたる3月〜6月上旬頃にチェックするのがおすすめです。
クコの苗木にはどんな種類がある?
クコの苗木の中でおすすめの種類をご紹介していきますね。
【千成クコ】
クコの苗木の中で人気がある種類は千成クコです。
別名はゴジベリーで、赤い実が鈴なりにつくことから鈴なりクコとも呼ばれています。
千成クコは苗木の値段が手頃で大変実付きが良いため初めてクコの苗木を育てる方にもおすすめです。
【静波大実クコ】
静波大実クコの苗木も園芸初心者向けです。
静岡の静波で発見された種類で大きめのクコの実が成ります。
苗木が丈夫で実付きが良いです。
【黒実クコ】
クコの実といえば赤い実をイメージしがちですが黒い実を付ける苗木もあります。
黒実クコやブラックゴジベリーと呼ばれています。
アントシアニンの含有量がブルーベリーの約20倍あることから注目を集めています。
クコの苗木の育て方
クコの苗木を栽培する上で知っておくべきポイントを項目ごとにまとめましたのでご覧ください。
【栽培環境】
クコの苗木は地植えの他に鉢植えで育てることもできます。
日当たりと風通しが良い場所がクコの苗木の栽培に適しています。
半日陰でも育ちますが日当たりが良い場所の方が生育がよくなります。
土の水はけを良くするため土に腐葉土や堆肥を混ぜ込んでから苗木を植え付けるのがポイントです。
【水やり】
地植えで育てる場合は苗木が根付いてからは自然に降る雨だけで大丈夫です。
何日も雨が降らない場合は水やりをしましょう。
鉢植えで育てる場合は土の表面が乾いたタイミングで水やりをします。
【肥料】
年に1回土に腐葉土を混ぜ込んだら肥料を与える必要はありません。
肥料を与えすぎると花が咲かなくなりその結果実の付き方が悪くなります。
【病気・害虫】
クコの苗木が注意すべき病気や害虫にはうどんこ病やハダニ、アブラムシなどがあります。
病気に強い接木苗を選んだり風通しが良い場所で育てることで病気や害虫の被害を受けにくくなります。
クコの苗木にはアブラムシやハダニがつきやすいため害虫を見つけたら放置せずに駆除することが大切です。
さいごに
今回ご紹介したようにクコの苗木は通販サイトで買うことができます。
見た目が可愛く、ビタミン類が豊富です。
自家栽培したクコの実は乾燥させてそのまま食べたりヨーグルトにトッピングして食べるのがおすすめです♪
クコの苗木にはいくつか種類があるため気に入った苗木を購入して栽培にチャレンジしてみるのはどうでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。