退職前に有給休暇が何日もあることに気づき
慌てる人は少なくありません。
退職してしまうと有給休暇は消滅してしまうため
捨てるのは損です。
まずは直属の上司に有給休暇を消化できないか
相談することをおすすめします。
人手不足で有給休暇を消化できない場合は
買い取りをお願いすることもできます。
会社側が有給休暇を消化することも
買い取ることも拒否する場合は
第三者に相談しましょう!
有給休暇は労働者の権力ですので
申し訳ないなんて気持ちは捨て
しっかり申請することをおすすめします。
有給休暇残ったまま退職するとどうなる?
有給休暇が残ったまま退職するとどうなるのか?
結論から言うと退職後は
有給休暇は消滅してしまいます。
ですので有給休暇を残したまま
退職するのは損です!
正規雇用労働者ではなくても
有給休暇を付与されている場合は
退職するまでに計画的に有給休暇を
消化しましょう。
自己都合で退職する場合はどうなるのと
思われているかもしれません。
自己都合の場合でも会社に申請することで
有給休暇を消化することが
労働基準法により定められています。
ただし会社に損害を与える場合は
有給休暇の取得が認められないことがあります。
たとえばこんな場合が該当します。
自己都合で1ヶ月後に退職を申し出て
有給休暇が20日残っているので
明日から休みたいと申し出た場合。
退職する時は自分のことだけでなく
会社で働く人のことも考える必要があります。
あまりにも唐突すぎると引き継ぎもできなく
周囲に迷惑をかけてしまいます。
以前一緒に働いている人が
退職前に1ヶ月近く有給休暇を使い
大変迷惑した経験があります(^^;)
有給が取れない原因が人手不足のときに退職する場合にとれる方法とは?
中にはこんな人もいるのではないでしょうか?
退職前に有給休暇を取りたいけど
人手不足で休むに休めない(>.<)
そんな状況にあるなら
会社に有給休暇を買い取ってもらえないか
相談してください。
原則的に会社が有給休暇を買い取ることは違法です。
しかし労働者側に正当な理由があり
労働者から申請があった場合は
会社は有給休暇を買い取ることができます。
退職前に有給休暇を消化しきれないというのも
一般的には正当な理由とみなされています。
退職前に有給で会社ともめるときに相談すべき場所!
退職前に有給休暇をめぐり
会社ともめる人も少なくありません。
有給休暇を申請して一方的に拒否された時に
相談すべき場所をご紹介します。
①会社の人事部または総務部に相談する。
直属の上司に有給休暇を申請し
拒否された時は会社の人事部または
総務部へ相談しましょう。
②労働組合に相談する。
会社で労働組合に加入しているなら
労働組合に相談するという方法もあります。
会社の人事部や総務部に相談するより
積極的に動いてくれることが多いです。
③労働基準監督署に相談する。
労働基準監督署は公的な機関で
無料で相談することができます。
審査を行い会社側に問題があれば
指導をしてくれます。
会社の上司に労働基準監督署に相談します
と言うだけで
有給休暇取得に応じてくれることもあります。
③弁護士
依頼費用が発生しますが
会社と徹底的に争いたい気持ちがあるなら
弁護士に依頼する方法もあります。
有給休暇取得の他にも
会社側と争いたいことがある場合は
弁護士に相談すると良いかもしれません。
さいごに
退職前に慌てずに済むよう
前もって有給休暇取得の予定を
組むようにしましょう。
しかしバタバタしてたり人手不足などで
退職前に慌てることもあります。
その場合は今回ご紹介した方法をお試しください。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。