【2021.2.15追記】
優秀な人材ほど早く辞めるという話は、
嘘ではありません。
優秀な人材ほど早く辞めるのには、
理由がいくつかあります。
▪仕事を多く与えられすぎて、
不満を感じている。
優秀な人材には仕事を頼む人が多いです。
▪自分が正しく評価されていると
感じられない。
年功序列が強い会社や
人事評価システムがない会社は要注意です!
▪この会社にこのままいても、
成長できそうにないと感じている。
会社のビジョンがハッキリしていないと
不信感を生む原因となります。
成長する機会を与えることも大切です。
これらを改善することで、
退職連鎖を防ぐことができます。
優秀な人材の退職が連鎖すると、
会社そのものの経営にも
大きな影響があります。
しっかり対処して、
優秀な人材が離職するのを防止しましょう。
目次
優秀な人材ほど早く辞めていく理由とは?
優秀な人材は、
次のような理由から
会社を早く辞める傾向があります。
▪仕事量が多すぎる。
仕事が増えすぎると、
精神的に強いストレスを抱えやすくなります。
仕事ができる優秀な人材には、
仕事が集中しやすい傾向があるため
注意しましょう。
(例)
Aは頼んだ仕事を、
素早くかつ正確にしてくれる。
この仕事もAならすぐに仕上げてくれるだろう。
▪もっと自分の能力を評価してくれる会社が
あるのではないかと思うようになったため。
自分の能力が正当に評価されていないとの
気持ちが強くなりすぎると、
退職したいとの気持ちが強まってしまいます。
年功序列の風潮が強く
意見を聞き入れてもらえないと
頭に来ますよね!
▪もっと自分の能力を活かせる会社が
あるのではないかと思うようになるため。
この会社は大したことをしていない
と思うようになると、
会社を辞めたくなってしまいます。
優秀な人材は仕事も見つかりやすいです。
そのことも離職率を高める原因です。
優秀な人が辞める連鎖が起こると倒産も!退職連鎖を防ぐ方法!
先ほどご紹介したように、
優秀な人材は辞めやすいという
傾向があります。
悪いことは続くもの。
優秀な人材が1人辞めると、
その後も立て続けに辞めてしまうことも…
退職連鎖が続くと、
会社の倒産に繋がるリスクが高くなります。
優秀な人材は会社の宝です!
優秀な人材を辞めさせないための
対処法についてご紹介しますね。
▪仕事の配分を考える。
あの人は仕事ができるから、
この仕事も頼んで良いだろうと考えるのは
禁物です。
仕事はなるべく平等になるよう
分配しましょう。
不公平や不信感の気持ちを強めてしまいます。
▪正しく評価する制度を整える。
社内の年功序列の風潮が強かったり、
正しく評価されるシステムが整っていないと
しますね。
優秀な人材は不満を感じやすいです。
もしも人事評価制度がない場合は、
整えるようにしましょう。
▪会社のビジョンをハッキリさせる。
会社の目指す方向性を
ハッキリさせることも大切です。
この会社では
自分は成長することはできないと
思われてしまいます。
▪成長できる機会を作る。
若手社員でも意見をしっかり言える
雰囲気作りをしましょう。
優秀な人材が活躍できる場を
たくさん作っていきましょう。
優秀な社員が辞めてしまう本当の理由とは?
一身上の都合でと伝えて会社を辞める人が
多いです。
・家庭の都合で
・資格を取得するため
・他にやりたいことがある
詳細を尋ねるとその理由は実に様々です。
しかしこれらは建前であることがほとんどで、
本当の理由ではありません。
本当のことを言わないのは
荒波を立てずに会社を辞めたいと思うからです。
ここでは優秀な社員が辞めてしまう
本当の理由についてご紹介します。
①働いていてもやりがいや達成感、
満足感を感じることができない。
②会社から正しく評価されていないと感じる。
③仕事がたくさん任される割に待遇面が良くない。
④このまま働いても成長できそうにない。
⑤会社の将来性に不安がある。
優秀な社員は自己評価が高く
自分に自信があります。
社内で自分が正しく評価されていないと
感じたとしますね。
すると会社を辞めることを
すぐに考え始めてしまいます。
こんな兆候が見えたら要注意です。
・仕事にあまり集中していない。
・そわそわしている、よそよそしいなど
いつもと様子が違う。
・私物が少しずつなくなっている。
・書類や身の回りの整理をし始めた。
優秀な人材は会社を辞めても
次の仕事が見つかりやすいです。
そのため会社に対して不安や不満を感じると
早い段階で辞めてしまう危険性があります。
会社を辞めてから
転職活動を始める人も少なからずいます。
優秀な人が辞める連鎖を食い止める方法!
優秀な人が辞めると、
次々に他の優秀な人も連鎖して
辞めてしまうケースが見られます。
優秀な社員が1人辞めたことに
触発されてしまうことが主な原因です。
社員は会社にとっての大切な資産です。
大切な社員がどんどん辞めてしまわないよう
会社側ができる連鎖を食い止める方法を
ご紹介しますね。
■評価体制や機会の与え方を見直す。
優秀な社員は次のように感じた時に
会社を辞める傾向があります。
・自分は正しく評価されていない。
・この会社にいても
将来活躍している自分の姿が想像できない。
優秀な社員が辞めてしまった時は
会社の体制の問題点を見つけ出し、
改善することが求められます。
■特定の個人に業務過多になっていないか見直す。
優秀な社員には
つい仕事を多く任せてしまうものです。
それに見合う報酬があるならまだしも、
ただ仕事が多いようでは
優秀な社員は辞めたくなってしまいます。
特定の個人に仕事を与えすぎていないか
見直す必要があります。
社員の数が少ない時は
外注で仕事を委託するなどの方法を
取り入れるのもおすすめです。
リストラで優秀な社員から辞めるのはなぜなのか?
リストラで優秀な社員から辞めるという
噂の真相は?
なんとなくですが
優秀ではない社員から
辞めそうな気がするのですが…
優秀な社員から辞めるというのは、
リストラで希望退職者を募った時に
よく見られる動きです。
希望退職とは業績悪化に伴い、
リストラの一環で
退職者を早期に募集するという施策です。
優秀な社員は業績が悪化している会社からは
早く抜け出したいと感じます。
リストラをするということは
それだけ会社の土台が弱まっているためです。
次の仕事も見つかりやすいとの気持ちも手伝い
希望退職に申し込む人も多いです。
その一方で、優秀ではない社員ほど
最後まで会社にしがみつこうとする
傾向があります。
この他にこのようなケースもあります。
リストラする社員を選ぶ時に、
人間的な感情から
優秀な社員を選ぶというものです。
優秀な社員ならリストラしても
すぐに次が見つかるだろうとの理由からです。
さいごに
優秀な人材が会社を
早く辞めるという話は本当のことです。
優秀な人材が辞めるのには
理由があります。
しっかりと対処法を取ることで
離職率を低めることができます。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。