市販の乾燥剤の主成分は
シリカゲルと生石灰です。
誤って飲み込まないよう注意が必要です。
特に気をつけたいのが
生石灰を主成分とする乾燥剤です。
誤って飲むとヤケドする恐れがあります。
目に入ると失明の可能性も…
特に小さなお子さんがいる場合は
乾燥剤の代用品を用いるのがおすすめです。
乾燥剤は身近な物で代用できることを
ご存じでしたか(‘ω’)?
なんとお米を炒めたものや
コーヒーの出がらしでも
乾燥剤の代用品になるんです!
もともとは食品で化学薬品ではないため、
安心感もありますよね。
その他には洗濯用の粉洗剤や重曹も
乾燥剤として使用することができます。
また市販の乾燥剤を
再利用することもできます。
シリカゲルはフライパンで炒め、
湿気を飛ばすことで
再び乾燥剤として利用することができます。
生石灰は乾燥剤としては
再利用することはできません。
乾燥剤の主成分・特徴とおすすめ代用品!
市販の乾燥剤の主成分は
シリカゲルと生石灰です。
どちらが使われているかにより
特徴が異なります。
それぞれの特徴をご紹介しますね(‘ω’)
①シリカゲル
小さなビーズ状で無色透明です。
種類によっては
着色されているタイプもあります。
吸収力に即効性があります。
②生石灰
シリカゲルより即効性は劣るものの、
料金が安く、かつ長持ちします。
誤って飲むとヤケドしたり、
目に入ると失明する恐れもあります。
小さい子供がいるご家庭は取り扱いに要注意です。
続きまして乾燥剤の代用品になるものを
ご紹介します。
■白米(炊いていないもの)
フライパンでキツネ色になるまで
こんがりと炒めます。
これだけで乾燥剤が完成します。
食べかけのお菓子などがある場合に
おすすめの乾燥剤の代用品です。
炒めたお米は薄いタイプの
お茶パックに詰めると
片付けもスムーズです。
■コーヒーの出がらし
乾燥剤としてだけでなく、
消臭効果も期待することができます。
レギュラーコーヒーを飲んでいる方は
出がらしを捨てずに、
乾燥剤として再利用しましょう。
薄く広げて、カラカラに乾燥させてから
お茶パックに詰めます。
靴箱の中に置くのがおすすめです。
コーヒーの香りが移るため
食品の乾燥剤として使用するのは不向きです。
■爪楊枝
塩は湿気で固まりやすいです。
塩は爪楊枝を入れておくことで
固まりにくくなります。
爪楊枝が塩に含まれる
湿気を吸い取ってくれるためです。
■洗濯用粉洗剤・重曹
靴箱の匂い取りにおすすめです。
小皿などに入れて靴箱に置いておきましょう。
誤って吸い込まないようご注意ください。
お菓子など食べ物の湿気取りには使わないよう
ご注意ください。
■新聞紙
新聞紙をくしゃくしゃに丸めて
濡れた洗濯物の下に敷いておきます。
新聞紙には湿気を吸い取る作用があるため
洗濯物の乾きが良くなります。
乾燥剤の代用品がなければ再利用する手もあり
乾燥剤の代用品がない場合は
乾燥剤を再利用することもできます。
再利用できるのは
主成分をシリカゲルとする乾燥剤です。
シリカゲルはフライパンで炒めることで
再び乾燥剤として使えるようになります。
フライパンを弱火にかけて
焦がさないように炒めるだけです。
炒めた後はお茶パックに入れて使用しましょう。
着色されたタイプの乾燥剤は、
湿気を吸っていない状態では
色はブルー(青色)です。
湿気を吸い込むことでピンクに変わります。
フライパンで炒めていると
ピンクからブルー(青色)に変わるため
分かりやすいと思います。
さいごに
いかがでしたか?
乾燥剤の代用品をご紹介しました。
お米を炒ったり、
コーヒーの出がらしを乾燥させたものは
安心ですよね(´ω`)
最後までお読みいただき
ありがとうございました。