タイツリソウ(ケマンソウ)の苗はホームセンターや通販などで買うことができます。
苗は季節を問わず販売されていますが苗を植え付ける前に買うのがおすすめです。
タイツリソウの苗は病気に強いので栽培はそれほど難しくありません。
しかしタイツリソウは毒性があるため栽培をする場合は栽培する場所を考える必要があります。
今回は、タイツリソウの苗の販売時期や販売場所、毒性はあるのかや育て方をご紹介します。
タイツリソウの苗の販売時期はいつ頃?
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タイツリソウの苗を植え付けるのに適した季節は春と秋です。
具体的な時期は3月〜4月頃と10月〜11月頃です。
タイツリソウの苗はほぼ周年販売されていますが購入する時期により苗の状態が異なります。
苗を植え付ける時期を決めてから直前に購入するのがおすすめです。
タイツリソウの苗の販売場所!ホームセンターで売ってる?
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タイツリソウの苗はホームセンターでも販売されています。
この他には園芸店やJA直売所などで主に取り扱いがあります。
しかし店舗によって苗の取り扱いは異なるため事前に確認しておくと安心です。
もしも近くでタイツリソウの苗が見つからない場合は通販を利用すると確実に苗を手に入れることができます。
通販は取り扱いが豊富なのでたくさんの品種の中から選びたい方にもおすすめです。
タイツリソウの苗の相場は1,000円〜2,000円程度です。
通販で苗を買う場合はプラスして900円程度の送料がかかるのが一般的です。
タイツリソウには毒性がある?
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タイツリソウの苗を栽培する前に知っておくべき注意点があります。
それはタイツリソウは根茎や葉に毒が含まれているからです。
体内に取り込むと次のような症状が起きるリスクがあります。
・嘔吐
・下痢
・心臓麻痺
・呼吸器疾患 など
タイツリソウは珍しい花を咲かせるため子供が興味を持つかもしれません。
命にかかわるので子供やペットがタイツリソウに触れないよう管理する必要があります。
タイツリソウの苗の育て方
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タイツリソウの苗は地植えや鉢植えで育てることができます。
毒性の項目で触れましたがタイツリソウは毒性があるので栽培する場所を十分に考えるようにしましょう。
タイツリソウの苗の育て方を項目ごとにご紹介しますね。
【栽培環境】
半日陰〜日陰で風通しが良い場所がタイツリソウの苗の栽培に適しています。
【栽培に適した土】
水はけが良い土が栽培に適しています。
鉢植えで栽培する場合は市販の草花用の培養土を用いると便利です。
【水やり】
タイツリソウの苗は3月〜9月頃が生育期です。
地植えで育てる場合も鉢植えで育てる場合も水やりのタイミングは同じです。
生育期は土の表面が乾いたタイミングでたっぷり水を与えます。
休眠期はやや乾燥気味に管理するようにしましょう。
【肥料】
苗を植え付ける前に緩効性化成肥料を元肥として土に混ぜ込んでおきます。
市販の培養土を用いて栽培する場合は元肥は不要です。
追肥のタイミングは3月〜4月頃と花が咲き終わった頃です。
休眠期に入ったら肥料は不要です。
【病害虫】
病気の心配はほとんどありません。
害虫はアブラムシやヨトウムシがついてしまうことがあります。
早めに駆除することで繁殖するのを食い止めることができます。
ヨトウムシは葉に卵を産みつけるので見つけたら水で洗い流すなどして駆除しましょう。
さいごに
今回ご紹介したようにタイツリソウの苗はホームセンターや通販などで買うことができます。
タイツリソウは名前や見た目が大変個性的です。
花の名前の由来は釣り竿のような花序に魚が吊り下がっているように見えるからとされています(^.^)♪
近くで見ると花がハート形でまるでアクセサリーのように可愛いです。
毒性がある点は念頭に置いて栽培に取り組んでみるのはどうでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。