【2020.12.13追記】
ワンちゃんが寿命で死ぬ時、
何の前触れもなく突然死ぬことはありません。
いつも寝ている。
ご飯を食べなくなる。
散歩に行きたがらなくなるなど
今までには見られなかった様々な兆候が
見られるようになります。
今回は死期が近づいている
ワンちゃんの呼吸や便の
兆候についてご紹介します。
死が近づくとワンちゃんは
呼吸が苦しくなります。
たくさん息を吸い込むため、
声帯が震えて遠吠えのような
声がすることがあります。
咳のように聞こえることもあります。
さらに死期が目前に迫ると、
チェーンストークス呼吸が
見られるようになります。
肩で呼吸をするような感じになります。
便でも兆候が見られます。
死が近づくと肛門に力が入らなくなります。
また便も下痢になりやすくなります。
ワンちゃんが快適に過ごせるよう、
ペットシーツをこまめに取り替えるなどして
清潔な環境を心がけましょう。
目次
犬が死ぬ前に現われる呼吸や便の兆候
ワンちゃんの死が近づくと
様々な兆候が見られるようになります。
全ての兆候に当てはまるというわけでは
ありません。
私が飼っていたワンちゃんは
寝てばかりいました。
食欲は最後まであり、
ご飯以外は寝てるような
生活を送っていました。
今回ご紹介するのは呼吸と便についてです。
【犬が死ぬ前の呼吸の特徴は?】
死が近づくと、呼吸が苦しくなります。
大きく息を吸い込むため、
遠吠えのような咳が出やすくなります。
死がかなり目前に迫っている時は
チェーンストークス呼吸が
見られるようになります。
危篤状態の時に見られる呼吸です。
浅く遅い呼吸と深く速い呼吸を
繰り返します。
肩で呼吸をしているかのような
息づかいになります。
【犬が死ぬ前の便の特徴は?】
死が近づくと段々と
肛門にも力が入らなくなります。
肛門が緩むため、
下痢にもなりやすいです。
オムツを履かせたり、
ペットシーツを敷くなどしましょう。
ワンちゃんが快適に過ごせるよう
オムツやペットシーツは汚したら
こまめに取り替えるよう心がけましょう。
さて飼い犬は死ぬ前に吠えるという話も
聞きますが、実際はどうなのでしょう?
こちらの記事に詳しくまとめていますので
併せて参考にされてくださいね!
飼い犬が死ぬ前に弱ったときにあなたがしてあげられることとは?
先ほどご紹介した呼吸や便の変化以外にも、
死が近づくと様々な兆候が
見られるようになります。
犬には死の概念や苦しみはないと
言われています。
しかし死期が迫ることで起きる様々な身体の変化に
ワンちゃんは不安を感じやすくなっています。
身体だけでなく、
気持ちの面でもワンちゃんは
弱くなっています。
そんなワンちゃんのために
私達ができることについて
ご紹介していきたいと思います。
■なるべく一緒に過ごす時間を増やす。
身体の変化に不安を感じる
ワンちゃんもたくさんいます。
不安を感じさせないよう
一緒にいる時間を増やしましょう。
■好きなように過ごさせてあげる。
死が近づくとワンちゃんには
呼吸や便以外にも様々な
兆候が見られるようになります。
・寝る時間が長くなる。
・散歩に行きたがらなくなる。
・ご飯を食べなくなる。
・目が見えにくくなる。
死期が近づくと
ワンちゃんはこれまでのように
活発ではなくなります。
食欲が落ちたり、
散歩にも行きたがらなくなる
ワンちゃんもいます。
寝てばかりのワンちゃんもいます。
元気を出してもらいたいと思い、
無理矢理食べさせたり、
歩かせようとするのはやめましょう。
好きなように過ごさせ、
声かけなどを行うようにしましょう。
我が家の犬は縁側で日を浴びながら、
ふかふかの座布団の上で
ひたすら寝ていました。
とても穏やかな顔で寝ていたため
そっとしておきました。
老犬の最期の様子!呼吸や体温に見られる変化とは?
犬に死期(最後)が近づくと
呼吸や体温にも変化が
見られるようになります。
健康な犬は呼吸が浅く一定です。
近くで見ると
「ハッハッハッ」と
呼吸しています。
一方、死期(最後)が近づいている
犬の呼吸は不規則になりやすいです。
浅い呼吸が深く長くなったり、
時には一瞬止まってしまうこともあります。
我が家の愛犬は9月に13歳の誕生日を
迎えました。
犬種は柴犬です。
柴犬の寿命は12〜15歳くらいと
言われています。
最近は特に年をとったなと感じることが多いです。
1日中丸まってよく寝ています。
あまりにも動かないため、
お腹が膨らんだり減っこむのを見て
生存確認をしています。
たまにお腹が膨らまないことがあり、
死んだのではないかと
すごく驚くことがあります。
すると突然呼吸を始めます。
このように死期(最後)が近づくと
呼吸が不規則になる犬は多いです。
呼吸の他に体温にも変化が見られるようになります。
一般的に犬は触ると温かいです。
38〜39℃くらいあります。
ところが死期(最後)が近づいている犬は、
体温が低くなっています。
これは代謝が下がるためです。
毛布や湯たんぽを使って、
体を温めてあげると
ワンちゃんはホッとすることができます。
犬は死ぬ前に水を飲む?死ぬ前に見られる行動とは?
犬が死ぬ前に水を飲むという話は
本当なのでしょうか?
犬が死ぬ前に見られる行動と、
飼い主ができることをまとめました。
【水を飲まなくなる】
死期が近づくと、
水を飲むのではなく飲まなくなります。
ご飯も食べなくなります。
お湯でふやかしたペットフードを食べさせる
などの工夫をしましょう。
水分が飲み込める状態ならば、
スポイトを使ってゆっくり
飲ませてあげましょう。
水を飲み込むのが難しいのであれば、
水を含ませたコットンで
口を湿らせてあげます。
【夜鳴きする】
死期が近づくと、
昼間長時間寝ていることが多くなります。
その結果夜中に起きてしまい
夜鳴きする犬も多いです。
我が家の犬も今まさにこの状態にあります。
だいたい夜中の1時くらいに
鳴くことが多くなりました。
昼間に声かけや遊びをして、
生活リズムを整えることも大切です。
夜鳴きをするからといって
きつく叱るのはやめましょう。
しかし夜鳴きの原因はこれだけではありません。
体のどこかが痛いのかもしれません。
認知症が原因である可能性もあります。
あまりに症状がひどい場合は、
獣医師さんへの相談をおすすめします。
【寝る時間が長くなる】
犬が老衰すると寝る時間が増えます。
長時間同じ体勢のままで寝ていると、
床ずれがしやすくなります。
特に大型犬は注意が必要です。
同じ体勢にならないように
時々向きを変えたり、
介護用マットを敷くなどして
少しでも楽になるようにしてあげましょう。
【よだれを垂らす】
呼吸困難が原因でよだれを垂らすことがあります。
呼吸困難の場合、
次のような症状が見られることもあります。
・長く咳をし続ける。
・首を伸ばしたまま前足が突っ張っている。
呼吸が楽になる体勢を見つけて
座布団やクッションを使って
サポートしてあげましょう。
【目の焦点が合わなくなる】
死期が近づいた犬は
目にも変化が見られるようになります。
目の焦点が合わなくなる。
まぶたが重くなる。 など
【痙攣する】
死ぬ直前に見られることがあります。
呼びかけても意識がもうろうとしていて
痙攣を起こすことがあります。
ワンちゃんが少しでも安心できるよう
側にいてあげましょう。
さいごに
死期が迫ったワンちゃんには
様々な兆候が現れるようになります。
呼吸が苦しそうな時はさすってあげましょう。
下痢をしやすくなるため、
清潔な環境になるよう心がけましょう。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。