【2022.5.17追記】
初節句の食事会に招待された。
先週お祝い金を渡したけれど…
お祝い金とは別に食事代を渡すべきか
悩みますよね(‘ω’)
初節句のお祝い金や
食事代を誰が負担するかは
はっきりとした決まりがありません。
男親がお祝い金を出し、
お祝い金をいただいた夫婦が
食事代をお礼として出すなどの
決まりはありません。
地域や家庭により
考え方が異なるのが難しいところですよね。
両家でよく話し合って決めることが大切です。
誰かにだけ負担がかかってしまうというのは
避けましょう。
初節句のお祝いをすでに渡しているならば、
再度渡す必要はありません。
一般的には初節句の
お祝いをいただいたお返しとして
食事代を負担することが多いためです。
目次
初節句の食事会はお祝い金のお礼に代わる?
これまでは男親が
初節句のお祝いの場を主催し、
食事代を負担することが一般的でした。
しかし現在は夫婦が初節句の
お祝いをいただいたお礼とし、
お祝いの場を主催し
食事代を払うのが主流となっています。
もしもすでに初節句の
お祝いを渡しているのならば、
食事代を別に渡す必要はありません。
実際にどのようにしているのか
リアルな意見をご紹介します。
■雛人形を購入するお金として10万円を
お祝い金として包みました。
食事代は息子夫婦が負担しました。
事前に話し合っていたため
スムーズでした。
■息子の嫁の両親が行事ごとを一切行いません。
息子夫婦はお金に余裕がないため、
お祝い金を渡し
食事代もこちらが負担しました。
リアルな意見を見ると
かなり家庭により状況はバラバラ
だと感じました。
そもそも初節句のお祝い金は男親は出さない?慣習による?
可愛い孫の成長を願う初節句。
祖父祖母の立場としては
嬉しい反面、金銭面での悩みもあります。
こんな疑問が頭に浮かぶのでは
ないでしょうか(‘ω’)
・鯉のぼりや雛人形を購入するのは誰?
・お祝い金を用意するのは誰?
・お祝い膳の食事代を払うのは誰?
初節句にかかるこれらの費用を
誰が負担するのかに関し決まりはありません。
地域によりというより
各家庭により異なります。
両家でしっかり話し合って
決めるようにしましょう。
雛人形を女親が負担したならば、
お祝い金は男親が負担するなど、
バランスを取りながら進めていく
ご家庭が多いようです。
こちらに関しても
リアルな意見をご紹介します。
■女親が鯉のぼりや雛人形などを購入するのが
慣わしだと思っていました。
なので鯉のぼりの購入費用も含め
お祝い金を渡しました。
すると後日娘の婿の両親も
半分出すと言ってくれ、
お祝い金の半分が戻ってきました。
昔の慣わしでは女親が
鯉のぼりや雛人形を買うための
お金をお祝い金として包むのが
一般的でした。
しかし現在はこの慣習も薄れています。
両家の祖父母が折半することが
多くなっています。
よく話し合うことが大切ですね!
初節句のお祝い相場!祖父母の場合はどのくらい?
初節句のお祝いを祖父母がするなら
相場はどのくらいなのでしょうか?
祖父母は一般的に初節句のお祝いとして
五月人形や鯉のぼり、雛人形などの
飾り物を贈ることになっています。
飾り物を贈る場合の相場は
5万円〜30万円とされています。
このように相場が幅広いのは
飾り物の値段の幅が広いためです。
両家の祖父母でお金を折半するケースもあるため
話し合いをしておくことが大切です。
お金を渡すのか飾り物を渡すのか
についても話し合って
決めることをおすすめします。
お金を包んで渡す場合の
封筒の選び方や書き方について
ご紹介します。
水引きが紅白の蝶結びの封筒を選びます。
上段に「初節句御祝」と書き
下段に贈り主の指名を書きます。
初節句のお祝い用の封筒を
利用するのもおすすめです。
デザインや色づかいが可愛らしいため
華やかになるし、喜ばれます(^.^)
初節句お祝いの食事会をしない時の伝え方や内祝い
初節句お祝いの食事会をしないことを
上手く伝える方法や
その場合内祝いはどうするのかについて
ご紹介しますね。
初節句お祝いの食事会をすることを
当たり前のように考えているなら
かなり言い出しにくいですよね、、、(^^;)
自分の親ならしないよと言えますが
結婚相手の両親に伝えると考えたら
気が重くなってしまいます。
自分1人でなんとかしようと
頑張るのではなく
夫または妻に頼りましょう!
それぞれが自分の親に食事会を
しないことを伝えたら
それほど角は立ちません。
初節句お祝いの食事会をしない場合でも
お祝いをいただいた人には
内祝いを贈るのがマナーです。
どれくらい包むのかについては
いただいたお祝い金の1/3が目安になります。
初節句お祝いの内祝いには
名入りのお菓子もおすすめです。
子供の名前が入っているため
特別感が感じられるためです。
内祝いを郵送する時に
手書きのメッセージカードや
写真を同封するととても喜ばれます。
初節句お祝いの食事会を自宅でする場合のメニュー!
初節句お祝いの食事会を
自宅でする場合のメニューは
どのようなものが喜ばれるのでしょうか?
男の子と女の子向け別に初節句の
お祝いでよく用いられる食べ物と
由来をまとめてみました。(^.^)
【男の子のお祝い】
①ちまきまたは柏餅
関東地方では主に柏餅、
関西地方ではちまきが主に食べられます。
柏餅には子孫繁栄の意味があり
ちまきは端午の節句の文化と共に
中国から伝わったものです。
②タケノコ
タケノコは成長が早く真っ直ぐ伸びることから
子供の健やかな成長を願い食べられています。
タケノコと油揚げを具材に
薄口醤油で味つけをして
炊き込みご飯を作ると美味しいですよ〜
③鰹またはブリ、サワラ、スズキなどの出世魚
鰹は「勝つ男」と書けることから
縁起の良い魚として男の子の
節句に食べられます。
この他にブリやサワラ、スズキなどの魚も
男の子の出世を願い食べられます。
【女の子のお祝い】
①ちらし寿司
ちらし寿司は見た目が華やかなため
食卓が華やぎます。
ちらし寿司には様々な食材が使われていますが
それぞれに縁起の良い意味が込められています。
たとえば海老には健康で長生きして欲しい、
イクラには子孫繁栄の意味があります。
②菱餅
菱餅は赤と白、緑の3層から成り立っています。
赤には魔除け、白には清浄、
緑には厄除けの意味があります。
菱餅の代わりに3色の雛あられを
食べても良いです。
③ハマグリ
ちらし寿司とハマグリのお吸い物は
桃の節句の定番料理です。
ハマグリは上下2枚がぴったり合う
形になっていて
他の貝と合わせようとしても
ぴったりとは合いません。
そのためハマグリには
夫婦円満や良縁の願いが込められています。
さいごに
今回の内容をさいごに
簡単にまとめておきますね。
■初節句のお祝い金を
すでに渡しているのならば、
食事代を再度包む必要はなし。
■昔は女親が鯉のぼりや
雛人形を購入するお金を
お祝い金として包むのが一般的だった。
男親が食事代を負担していた。
しかし現在はこの慣習は薄れている。
誰かにだけ負担がかかるのを避けるために、
しっかり両家で話し合うことを
おすすめします。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。