【2022.3.15追記】
畳の素材は大きくビニールのポリプロピレンと
和紙、そして昔ながらのい草とに分けられます。
丈夫で手入れがしやすくカビが生えにくい畳を
お探しなら断然ポリプロピレンや和紙の
畳がおすすめです!
い草特有の清々しい匂いがしないのは
寂しいですが…
この記事ではカビの生えやすさや
手入れの仕方などの観点から
素材別に違いを解説します!
おすすめのビニール畳の商品についても
厳選してご紹介します。
目次
ビニール畳はカビが生えやすい?い草や和紙との違いを徹底解説!
畳の素材は大きく、ビニール・い草・和紙とに
分類されます。
それぞれの特徴をまとめましたので
ご覧ください。
【ビニール】
い草と比べると湿気を吸収しにくいため
カビが生えにくく、ダニも繁殖しにくいです。
丈夫で表面に傷がつきにくいです。
ビニール畳のデメリットはい草特有の
清々しい匂いがしないことや
座った時にい草のようなしなやかさを
感じられないことです。
【い草】
天然素材のため湿気を吸収しやすく
その結果ダニやカビが繁殖しやすいです。
畳を新調した1〜2年目は特にカビが
畳の表面に発生しやすいです。
耐久性の点ではビニールや和紙よりも
劣りますが、座った時にしなやかで
柔らかさを感じることができます。
【和紙】
和紙をこより状にしたもので
畳が作られています。
和紙は樹脂コーティングされているため
湿気を吸収しにくく、
その結果ダニやカビが発生しにくいです。
樹脂コーティングされていることから
飲み物をこぼした時も
さっと拭き取ることができます。
ビニール畳と同様に耐久性もあります。
ビニール畳ならこれを買うべし!おすすめメーカー
カビやダニが繁殖しにくく耐久性もあり
お手入れがしやすい畳を希望!
そんなあなたにはビニール畳または
和紙畳をおすすめします!
特におすすめは積水成型工業株式会社の
セキスイ畳「MIGUSA」シリーズです。
MIGUSAシリーズの畳の主な素材は
ポリプロピレンとカルシウムです。
楽天市場でも販売されていますが
口コミ評価が高く大変人気があります。
MIGUSAには次のような特徴があります。
・い草のような風合いや肌触り
・カラーバリエーションが豊富
・い草より色あせしにくく丈夫
・水ぶきができてお手入れが楽
・ダニやカビが繁殖しにくい
・次亜塩素酸水の使用可
・日本製でアトピー協会推奨商品
MIGUSAを購入した人からは
こんな声が寄せられています。
@除菌水でふけるのが良い。
@滑り止めがしっかりしていてズレない。
@ビニール素材なのに弾力がありふんわりしている。
@2色を組み合わせ千鳥にしたらおしゃれになった。
ビニール畳はニトリでも買える?
ニトリでも畳を買うことができます。
ユニット畳という商品名で販売されています。
床暖房のフローリングやホットカーペットの
上に置いて使用することもできます。
おしゃれな雰囲気で値段も大変お手頃です!
パッと見たところビニール畳かなと
思ってしまうのですが
素材はい草を使用しています。
ニトリのユニット畳には防カビや
防ダニの加工がされています。
い草の匂いや風合い、
手触りなどを楽しみたいけど
ダニやカビの発生が心配という人には
ニトリのユニット畳がおすすめです。
さらにはこんな嬉しい加工も施されています。
・防菌防臭
・滑り止め加工
・防音加工
・クッション性アップ
置き畳のメリットとデメリット!
置き畳のメリットからみていきましょう。
◉簡単に洋室を和室に模様替えできる。
置き畳のメリットは気軽に
和室に模様替えできることです。
置き畳は置くだけなので
リビングルームの一画に
好きな広さの和室を作ることができます。
リフォーム業者に依頼して全面的に
洋室を和室にリフォームするより
費用が安く抑えられるのも魅力です。
和室に飽きた時に置き畳を撤去すれば
簡単に元に戻せるのも
置き畳ならではのメリットです。
◉ダニやカビが生えにくい。
い草の畳とは異なりビニール畳は水分に強く
湿気がたまりにくいため
ダニやカビが生えにくいです。
◉掃除がしやすい。
ビニール畳は樹脂製のため
水に強く汚れを水拭きで
取り除くことができます。
い草製の畳はカビが生えるため
水ぶきには適していません。
上記でご紹介したように
置き畳には様々なメリットがありますが
知っておくべきデメリットもあります。
◉ずれやすい。
置き畳はフローリングなどの上に
置くだけなのでずれやすいです。
滑り止めがついたものを選んだり
滑り止めがない時は滑り止めを
つけることでずれにくくなります。
◉広範囲に敷き詰めようとすると手間がかかる。
置き畳は1枚タイプのため部屋全体に
ぴっちり敷き詰めようとすると
手間がかかります。
サイズによってはぴっちり
敷き詰められないこともあります。
◉匂いを吸収しやすい。
畳はフローリングとは異なり
匂いを吸収しやすい性質があります。
ペットを飼っていたり喫煙者がいると
畳に匂いが吸収されてしまいます。
◉液体をこぼすと内部に浸透する。
液体をこぼした時にフローリングだと
さっと拭き取ることができますが
畳だとそうはいきません。
◉い草の匂いが楽しめない。
畳の魅力にい草特有の匂いがあります。
い草の匂いには爽やかな特有の匂いがあり
リフレッシュや癒やしの効果もあります。
ビニール畳にするリフォーム費用はどのくらい?
畳が古びてきた時にリフォームを
検討すると思います。
畳のリフォームにかかる費用は
畳の種類によって異なります。
い草ではなく樹脂で作られているビニール畳は
い草製よりも一般的に安く
1畳あたりの相場は6,000円〜です。
ビニール畳を交換する時は
張り替えるのではなく新しいビニール畳と
交換することになります。
ビニール畳の寿命がどのくらいなのかと言うと
5〜8年程度と考えられています。
どのように過ごしたかにより
畳の寿命は大きく変わります。
ビニール畳の交換目安となるサインについては
以下のようなものがありますので
交換時の目安として参考にされてください。
・畳表が黄色や黄土色に変色している。
・畳の表面がささくれたり、毛羽立っている。
・カビのような匂いがしみついている。
ビニール畳はい草の畳に比べて
カビが生えにくいメリットがありますが
あくまでも生えにくいのであって
生えないというわけではありません。
ビニール畳から強いカビ臭がするのは
カビが内部まで浸透しているためです。
内部までカビ菌が繁殖していると
完全に除去することはできません。
畳をポリプロピレン製以外にする場合にカビが生えにくい素材は?
ポリプロピレン製の畳は自然素材ではないため
カビが生えにくい性質があります。
ポリプロピレン製の他にも
カビが生えにくい素材がありますので
ご紹介しますね。
ナイロン製の畳とアクリル製の畳です。
この他に和紙表の畳があります。
和紙表の畳は初めて聞いた人も
多いのではないでしょうか。
和紙表の畳とは畳表に
和紙表を使った畳のことです。
和紙をこより状にして
樹脂コーティングしているため
ダニやカビが生えにくい性質があります。
汚れに強く耐久性があるため
子供部屋の使用にもおすすめです。
さいごに
ダニやカビの発生が気になる人には
ビニール畳がおすすめです。
特に積水成型工業株式会社のセキスイ畳
「MIGUSA」シリーズがイチオシです!
ニトリのユニット畳はい草ですが
防カビや防ダニ加工付きですので
こちらもおすすめです。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。