【2021.4.27追記】
道路上で長時間遊ぶ
親と子を道路族と呼んでいます。
中には道路上を占拠して
バーベキューしていることも。
コロナ自粛により道路族が急増しています!
ボール遊びの音や子供達の大声で
精神を病んでしまう人もいます…
ただ子供達が道路で遊んでいるだけの場合は、
警察に通報しても事態は改善しません。
警察は民事不介入の立場にあるためです。
よく話し合ってくださいで
終わってしまうことも(-.-)
ただし道路族の遊びが
事故につながる可能性がある時は
警察に通報しましょう。
通報してよいのは交通量の多い道路で
子供が遊んでいる場合です。
この場合は道路交通法に
違反する可能性があります。
この他のケースにおいては
警察に通報しても対応してくれないことが
ほとんどです。
道路族に直接注意すると逆恨みをされて、
嫌がらせをされるリスクがあるため
ご注意ください。
監視カメラを設置する、
学校に電話する、
自治会長に相談することで
道路族をうまく撃退できる場合があります。
今回は道路族をうまく撃退する方法について
ご紹介します!
目次
道路族の撃退法を間違うと大変なことに!よりよい対処法とは?
道路族はただ道路で過ごすだけではなく
様々な迷惑行為が伴うことがほとんどです。
◉ボール遊びによる騒音や花壇、車などの器物損壊行為。
◉他人の敷地内に勝手に入る。
◉道路上に机や椅子を
並べて大人数でバーベキュー。
◉道路を占拠して車を通させない。 など
こんなことをされて
黙っているわけにはいきませんよね。
でも道路族に直接注意すると
逆恨みされるリスクがあります。
道路族のある親子に注意したところ、
他の道路族も出てきて文句を言いに来たとの
事例もあります。
ご近所トラブルは避けたいですよね。
道路族をうまく撃退する方法について
ご紹介します。
■監視カメラと張り紙
ボールの壁あてや落書き被害の証拠を
おさえるだけでなく、
抑止効果もあります。
■学校に電話する。
警察に電話するよりも、
子供やその保護者のことを把握している
学校の先生に相談した方が効果的です。
■自治会長に相談する。
自治会長はその地域の長です。
直接道路族と対峙するのではなく、
間に誰かを挟んだ方が
トラブルが起きにくいです。
道路族の遊びが事故につながる可能性があるときは警察に通報するのも手!
道路でただ遊んでいるだけの場合は
警察に通報しても意味がありません。
警察は基本的に民事不介入の立場のため、
専門外になるためです。
しかし道路族によって
人命が脅かされるリスクがある場合は
このかぎりではありません。
たとえばこんな行為は
道路交通法違反にあたると記載されています。
◉交通のひんぱんな道路において、
球戯をし、ローラー・スケートをし、
又はこれらに類する行為をすること。
◉児童(六歳以上十三歳未満の者をいう。以下同じ。)
若しくは幼児(六歳未満の者をいう。以下同じ。)を
保護する責任のある者は、
交通のひんぱんな道路又は
踏切若しくはその附近の道路において、
児童若しくは幼児に遊戯をさせ、
又は自ら若しくはこれに代わる監護者が
付き添わないで幼児を歩行させてはならない。
簡単にまとめるとこのようになります。
交通量が多い道路で
子供を遊ばせてはいけない。
上記に該当した時は警察に通報しましょう。
110番ではなく#9110にかけた方が
話がしやすいです。
この番号は警察相談専用電話です。
ご近所トラブルなど
日常生活で起きているトラブルの相談に
対応してくれます。
道路族マップに対する賛否両論の意見とは?
道路族マップというサイトが
話題になっています。
道路族の被害を受けた人が
場所や内容を書き込み
サイト上でシェアするというものです。
個人的な意見としては
不特定多数の人が書き込めたり
閲覧できるので怖いなと感じました。
また道路族の情報を
全く関係ない人達と共有しても
解決しないのではないかとも思います。
しかしながら悪いのは道路族です。
道路上で交通事故が起きていますし
運転手から見ると大変迷惑です。
少し遠くても公園に行って
遊ばせるべきだと思います。
道路族マップに関する意見は賛否両論です。
具体的にどのような意見が出ているのか
1部意見をご紹介しますね。
【賛成】
◉道路で遊ばせるのは危ない。
道路族を減らす役に立てば良いと思う。
◉道路で子供達が遊ぶことに対して
こんな風に思っている人もいると
気づくきっかけになるのではないか。
【反対】
◉子供の遊ぶ声がうるさいと書き込まれていた。
道路が特定されてしまうので
子供達が何かされないか不安な気持ちになった。
◉見張られているようで窮屈に感じる。
書き込むような人達が
少子化を加速させているのではないかと思う。
道路族を通報する時に伝えるべきポイント!
道路族マップは抜本的な解決にはつながりません。
そもそもサイトを見ていない人もいるためです。
道路族が子供である場合は
小学校などの教育機関か警察が
通報先になります。
大人の場合は警察に通報するようにしましょう。
直接注意すると
ご近所トラブルに発展する可能性があります。
匿名を希望し第三者に間に入ってもらうのが
おすすめです。
警察に通報する時のポイントをご紹介しますね。
子供の遊び声がうるさいというだけでは
対応してもらえないことが多々あります。
次のように伝えるようにしましょう。
(例)
・子供達がボールを追いかけて
道路で自由に遊んでいる。
車を運転している人達の迷惑だし
いつか事故が起きるのではないかと
ヒヤヒヤしている。
警察から指導をしてもらえないだろうか。
・道路でバーベキューをしている家がある。
大きな声で騒ぐのでうるさい。
道路にテーブルを出して交通の妨げをするのは
ルール違反ではないか?
1度見にきて判断してほしい。
道路族の具体的な行動について話し
警察の指導が必要であることを伝えるのが
ベストです。
道路族による嫌がらせで裁判に発展したケースもある!
先ほど道路族には直接注意しない方が良いと
お伝えしました。
道路族にやんわりと注意したところ
ひどい嫌がらせを受けるようになり
裁判に発展したケースもあります。
近隣住民の何軒かが道路族で
町内会で話し合いの場を受けないかと
提案したところ
集団で嫌がらせをしてくるようになりました。
どのような嫌がらせだったのか
具体的にいくつかあげますね。
・うちの子達が注意され萎縮している。
道路族に注意したら逆に謝罪を要求された。
・近隣住民達から村八分にされている。
・うるさいならお前が引っ越せと要求された。
精神的に長年に渡り追い詰められた被害者が
道路族を相手に裁判を
民事と刑事の両面で起こしています。
気になる裁判結果なのですが
次のような判決が出ています。
・人格権侵害があったことを認め
嫌がらせを長年続けてきた住民達に
禁止事項を宣告した。
中心人物を迷惑行為防止条例違反容疑で
書類送検し罰金30万円を科した。
嫌がらせに加担した住民達に対しても
現在損害賠償を求めて訴訟中。
このように道路族から被害を受けている人は
精神的に追い詰められています。
道路族も損害賠償を受けるなど
それなりの報いを受けることになります。
くれぐれも道路を
私物化することのないように心がけ
皆が安心して暮らせるようにしたいものです。
さいごに
以前からトラブル報告が上がっていた道路族。
コロナ自粛で自宅前の道路で遊ぶ道路族が
増えています。
交通量が多くないと
警察ではほとんど対応してくれません。
学校や自治会長に相談するのがベストです。
個人的に注意すると、
その後ご近所トラブルに
発展することが多いためです。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。