ピンポンマムの苗はホームセンターでも買えますが苗の取り扱いはそれほど多くありません。
苗の販売が活発になるのは春頃です。
日当たりの良い場所で育てたり肥料を欠かさないことで初心者でもピンポンマムの花を美しく咲かせることができます。
今回は、ピンポンマムの苗の販売時期や苗はどこで買えるのか、苗の育て方などをご紹介します。
ピンポンマムの苗の販売時期や購入できるのはどこ?
ピンポンマムの苗を植え付けるのに適した季節は春と秋です。
ピンポンマムの苗は特に春頃が豊富に出回ります。
ピンポンマムの苗の主な販売場所はホームセンターや園芸店、通販サイトです。
どの場所においてもピンポンマムの苗の流通量はそれほど大きくありません。
ホームセンターでピンポンマムの苗を買おうと考えているなら事前に店舗に確認してから買いに行くのをおすすめします。
ピンポンマムの苗がどうしても見つからない場合はこのような方法で苗を育ててみるのはどうでしょうか。
花屋などでピンポンマムの生花を購入したら元気な茎を選んで下の方を10cm程度の長さにカットします。
何か植物を育てている鉢があれば挿し木を植え付けましょう。
枝や葉が出るように育てたら別の鉢に植え付けて栽培します。
ピンポンマムの苗の育て方
ピンポンマムの苗はそれほど栽培が難しくありません。
ポイントを押さえて栽培し、美しい花を咲かせましょう。
ピンポンマムの苗の育て方を項目ごとにご紹介しますね。
【栽培環境】
ピンポンマムの苗は地植えや鉢で栽培することができます。
鉢植えにする時は苗よりも一回り大きい鉢に植え付けます。
日当たりと風通しが良い環境で育てるようにしましょう。
日光が不足すると花つきが悪くなってしまうからです。
花つきが悪くなるとピンポンマムの大きな魅力である綺麗なボンボンの形になりません。
【栽培に適した土】
水はけと水もち、肥料もちが良い土が適しています。
菊専用の培養土が市販で販売されているため鉢植えで育てる場合は市販の土を使うと調整が不要なので楽です。
【水やり】
地植えで栽培する場合は基本的に水やりは不要です。
何日も雨が降らずに乾燥した状態が続いている時は水を与えるようにしましょう。
鉢植えで栽培する場合は土の表面が乾いたタイミングでたっぷり水やりをします。
冬は乾燥気味に管理しましょう。
水やりをする時になるべく花や茎に水がかからないよう水をあげるのがポイントです。
【肥料】
ピンポンマムを美しく咲かせるためには定期的な肥料が欠かせません。
ピンポンマムの苗は3月頃から活動期に入ります。
3月頃から秋まで定期的に肥料をあげることで美しい花を咲かせることができます。
肥料を与えるタイミングは緩効性化成肥料を用いる時は1ヶ月を目安に1回です。
液体肥料を用いる場合は2週間に1回が目安です。
【病害虫】
ピンポンマムの苗は丈夫で基本的に病害虫に強いです。
次のような病害虫に注意が必要です。
・白さび病
・黒さび病
・すす病
・アブラムシ
・ハダニ など
これらの病気はカビを原因とするため高温多湿の環境が良くありません。
日当たりと風通しが良い環境で育てると病害虫の被害を受けにくくなります。
定期的に殺菌剤を散布すると効果的に病害虫を予防することができます。
害虫がついてしまったら繁殖して被害が出ないよう早めに駆除するようにしましょう。
アブラムシやハダニは水に弱いので霧吹きなどを使い洗い流すだけでも効果的に駆除することができます。
さいごに
ピンポン玉のように丸っこいフォルムがとても可愛らしいですよね(^.^)♪
今回ご紹介したようにピンポンマムの苗は一般的ではなく手に入れるのが少し難しいかもしれません。
栽培方法に関してはそれほど難しくないため園芸初心者にもおすすめです。
最後までお読みいただきありがとうございました。