大根の苗を買うならホームセンターがおすすめです。
野菜の苗を扱うコーナーで植え付け時期にあたる春と秋に販売されることが多いです。
ポット苗の値段が手頃で苗の健康状態をチェックすることができるからです。
大根は病気や害虫の被害を受けやすいため苗が健康であるかを確認してから購入することが大切です。
今回は、大根の苗の販売時期やホームセンターをおすすめする理由、苗の育て方をご紹介します。
大根の苗の販売時期やおすすめの購入場所!
大根の苗はホームセンターで買うことができます。
大根は種をまいて育てることもでき種をまく時期は春または秋です。
春まきの目安は4月上旬頃〜5月上旬頃で、秋まきの目安は8月下旬頃〜9月中旬頃です。
大根の苗の販売時期もこの頃です。
大根の苗1ポットの相場は300円程度です。
苗の値段が手頃で、苗の健康状態をチェックできるので大根の苗を買うなら私としてはホームセンターがおすすめです。
健康な苗と悪い苗の特徴をまとめましたので苗を選ぶ時の参考にしてくださいね。
【健康な大根の苗】
・葉の緑色が濃く、葉の枚数が多い。
・葉に厚みがある。
・茎が太くてしっかりしている。
【不健康な大根の苗】
・葉が色あせていたり、黄色に変色している。
・害虫がついている。
・ポットの中で根詰まりを起こしたり根がポットから飛び出している。
・茎が細く、根元がグラグラしている。
大根の苗の育て方【初心者向け】
大根の苗は畑だけでなくプランターで栽培することもできます。
ただし大根の苗は下方向に真っ直ぐ伸びるため十分深さがあるプランターが必要になります。
初心者向けに大根の苗の育て方をご紹介しますね。
【栽培環境】
日当たりと風通しが良い場所が栽培環境として適しています。
日光が不十分な場所で栽培すると根の発育が悪くなり美味しい大根を収穫することができません。
水はけと水もちが良い土が大根の栽培に適しています。
大根は連作障害を起こしにくいですが毎年同じ場所で育てると連作障害を起こしやすくなります。
畑で大根の苗を栽培する場合は2〜3年は空けると安心です。
【水やり】
みずみずしい大根を作るためには水やりが欠かせません。
畑の場合もプランターの場合も土が乾いたタイミングで水やりをしましょう。
大根の苗は水や肥料を控えて育てると辛みが増してしまうのでご注意くださいね。
【肥料】
大根の苗は痩せた土でも育ちますが甘くするためには肥料が欠かせません。
チッ素とリン酸、カリウムの比率が同じくらいの緩効性肥料が大根の栽培に適しています。
大根の苗を植え付ける1週間前くらいに元肥を施しましょう。
間引きを2回した後が追肥を施すタイミングです。
【病気】
大根の苗は予防をしないと黒斑細菌病や軟腐病など様々な病気にかかります。
病気の予防には栽培環境を整えることと薬剤の散布が効果的です。
連作障害を避けるために同じ場所で続けて栽培するのをやめ日当たりと風通しが良い場所で栽培するようにしましょう。
【害虫】
大根の苗にはアオムシやアブラムシ、ハイマダラノメイガなどがつきやすいです。
害虫がつかないように防虫ネットをかけたり害虫がついてしまったら駆除することが大切です。
アオムシは箸などでつまんで捨てたり、アブラムシはテープにくっつけて駆除する方法があります。
手作業で取り除くのは手間がかかるので効率的に駆除したいという場合は殺虫剤の使用がおすすめです。
さいごに
今回ご紹介したように大根の苗はホームセンターで買うことができます。
健康な苗を見つけて大根の栽培に取り組むのはどうでしょうか。
自分で育てた大根の美味しさは格別ですよ(^.^)♪
サラダや煮物などにして美味しくいただきましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。