レンコンの苗をホームセンターで買うのは難しいです。
レンコンの苗の販売時期は3月頃から始まるのが一般的です。
レンコンの苗の育て方は一般的な野菜の苗と比べて水の管理の仕方などにおいて特徴があります。
今回はレンコンの苗の販売時期や苗が買える場所、苗の育て方をご紹介します。
レンコンの苗の販売時期や販売場所はどこ?
レンコンの苗を植え付けるのに適した時期は2月〜4月上旬頃です。
苗が出回るのは3月頃からで8月頃には販売が終了するのが一般的です。
苗から栽培したい場合は買い忘れないようご注意くださいね。
ホームセンターは野菜の苗の販売に力を入れていますがレンコンの苗を手に入れるのは難しいです。
レンコンの苗が確実に買えるのは園芸店などが運営している通販サイトです。
通販サイトにおけるレンコンの苗1ポットあたりの相場は4,000円〜5,000円程度です。
レンコンの育て方
レンコンの苗は種から栽培することもできますが初心者は苗から栽培するのがおすすめです。
種から育てようとすると収穫するまでに2年以上もかかってしまいます。
苗なら春に植え付けるとその年の冬にレンコンを収穫することができます。
レンコンと言えば泥田で育てるイメージが強いですがプランターに植え付けて家庭で栽培することもできます。
レンコンの苗を家庭でプランターを用いて育てる方法を項目ごとにご紹介しますね。
【栽培環境】
横幅50cm深さ30cm程度のプランターを用意しましょう。
このサイズのプランターで栽培する苗の目安は1株です。
日当たりと風通しが良い場所が栽培に適しています。
レンコンの苗は日光が不足すると生育が悪くなります。
病気や害虫を予防するために風通しが良い場所で育てることが大切です。
【苗の植え付け方と水の管理】
苗を植え付けるのは水温が15℃以上になる3月下旬頃〜4月頃に行います。
プランターの底から10cm程度土を入れて苗を植え付けます。
その後土の表面から2cm〜3cm程度を目安に水を注ぎます。
【肥料】
レンコンの苗を植え付ける前に元肥を施し、土作りをしておきます。
立派なレンコンを収穫するためには追肥が欠かせません。
追肥のタイミングは次の3回です。
①5月下旬頃
②6月中旬頃
③6月下旬頃
【病気】
主に腐敗病や褐斑病、センチュウに注意する必要があります。
病気や害虫を予防するために水の管理が重要になります。
ゴミなどの浮遊物はこまめに取り除き、水が濁ったら水を交換するようにしましょう。
腐敗病は病原菌に感染することで発症し、葉が徐々に色あせ、最終的に葉全体が枯れます。
センチュウは線虫により引き起こされる病気で、レンコンの表皮が黒くなります。
褐斑病は菌により発症し、葉に褐色の斑点ができます。
どの病気も症状が進行すると株全体が枯れてダメになってしまいます。
【害虫】
クワイクビレアブラムシやイネネクイハムシなどに注意が必要です。
クワイクビレアブラムシやイネネクイハムシの発生を抑えるためには薬剤の投与が効果があります。
これらの害虫に効果がある薬剤が販売されています。
レンコンの苗はプランターに水を張って栽培するためボウフラが発生しやすいです。
風通しが良い場所で栽培し水の衛生管理をすることが害虫の予防になります。
ボウフラ対策としては目が細かい防虫ネットを張るのが効果的です。
さいごに
今回ご紹介したようにレンコンの苗を買うなら通販サイトがおすすめです。
レンコンの苗を栽培する時は病害虫に注意して栽培するのがポイントです。
レンコンは泥田がなくても自宅でプランターを用いて栽培することができます。
レンコンを収穫する時の喜びは大きいです。
レンコンの苗を手に入れて栽培に取り組むのはどうでしょうか(^.^)
最後までお読みいただきありがとうございました。