【2021.11.12追記】
鉢植えのハイビスカスの寿命の平均は
5〜7年くらいです。
地植えの場合だと10数年程度とされています。
しかし育て方が悪いと
寿命よりも早く枯れてしまいます。
特に気をつけたいのが
ハイビスカスだけでなく
ほぼ全ての植物にかかるリスクがある
立ち枯れ病です。
原因は土壌に繁殖するカビです。
湿度が高い時期にカビが繁殖しますので
適度な湿度に保ち
水はけをよくして育てましょう。
この他にもハイビスカスが枯れる原因が
いくつかあります。
原因と対処法についてご紹介します。
目次
ハイビスカスが立ち枯れする原因とは?
立ち枯れ病はハイビスカスだけでなく
ほとんど全ての植物に
発生する可能性がある病気です。
立ち枯れ病を引き起こすのは
土壌に含まれているカビです。
立ち枯れ病にかかると
茎が腐敗するため
倒れて枯れてしまいます。
鉢植えのハイビスカスが
立ち枯れ病になった場合は
土全体に病原体となるカビが繁殖しています。
立ち枯れ病にかからないように
予防策を講じることが大切です!
立ち枯れ病は湿度が高い時期に
特にかかりやすいです。
水のやりすぎに気をつけて
水はけをよくするのがポイントです。
赤玉土と腐葉土を7:3程度に混ぜるのが
おすすめです。
土の消毒や殺菌効果がある園芸用の薬剤を
土に混ぜるのもポイントです。
地植えのハイビスカスが
立ち枯れ病にかかった時は
土壌に広範囲で病原体が
広がるリスクがあります。
立ち枯れ病にかかったハイビスカスは
周辺の土と一緒に掘り起こし燃やします。
その後状況により
太陽光または専用の薬剤で消毒します。
ハイビスカスが枯れるその他の原因!
立ち枯れ病の他にも
ハイビスカスが枯れてしまう
原因がいくつかあります。
原因と原因別の対処法についてまとめました。
【日光が関係】
ハイビスカスに太陽をサンサンと浴びている
イメージを持っている人も
多いのではないでしょうか。
ハイビスカスは日光が不足すると
元気がなくなり枯れてしまいます。
日当たりの良い場所で育てるのがポイントです。
しかしハイビスカスは
日本の夏のような蒸し暑さには弱いです。
30℃以上ある日は
風通しの良い日陰に移動させましょう。
【水やりの量が関係】
ハイビスカスは水を好むため
夏は朝と夕の2回水をあげます。
ハイビスカスは12℃を下回ると花を咲かせません。
冬の寒い時期は土が乾いたら
水をあげる程度でOKです。
ハイビスカスは冷たい水を嫌うため
汲み置きした水などを
あげるようにしましょう。
鉢植えのハイビスカスを育てる時は
植木鉢の受け皿にたまった水を
捨てるようにしましょう。
そのままにしておくと
根腐れしてしまうからです。
この他にもハイビスカスが
枯れてしまう意外な原因があります。
枯れた花を摘み取らず
そのままにしておくことです。
枯れたハイビスカスの花は放置せずに
こまめに摘み取るようにしましょう。
【肥料が関係】
ハイビスカスは色鮮やかな
美しい花が特徴的です。
美しい花を咲かすために
欠かせないのが肥料です。
ハイビスカスは肥料を
好む植物に分類されています。
ハイビスカスの生育期である
5月〜10月頃は肥料切れにならないよう
気をつけましょう。
【植木鉢が小さい】
ハイビスカスを鉢植えで育てる時は
大きめの植木鉢に植え替えましょう。
ホームセンターなどで買うと
けっこう窮屈な植木鉢に入ってたり
するんですよね(^^;)
植え替えが小さいと
土の中で根っこが根詰まりし
その結果枯れてしまうことがあります。
ハイビスカスが咲かない原因は?元気に育てるコツ!
真っ赤な美しい花が咲くのを
楽しみにしているのに
ハイビスカスが思うように咲いてくれない>.<
ハイビスカスが咲かない原因は
日光や気温、肥料にある可能性が高いです。
ハイビスカスを元気に咲かせるコツを
ご紹介しますので
咲かない時は原因がどこにあるのか
探ることから始めましょう。
ハイビスカスの花を元気に咲かせるために
それぞれの項目において
注意すべきポイントがあります。
【日光】
ハイビスカスの生育には日光が欠かせません。
午前中は日光が当たる場所で
育てるようにしましょう。
午後からは直射日光や西日を避け
木漏れ日が当たる程度の場所に移動させます。
【肥料】
ハイビスカスは肥料が不足すると
花が咲きにくくなります。
ハイビスカスの生育期である
5月〜10月頃に肥料をあげるようにします。
【水やり】
夏は朝と夕方に水をたっぷりあげ
冬は水やりを控え目にします。
夏は土が乾いたらすぐに水をあげる、
冬は土が乾いてから数日後を目安に
水をあげるのが目安です。
【温度】
サンサンと降り注ぐ太陽のもと
赤やオレンジの花を咲かせるハイビスカス。
南国のイメージが強いですが
実は30℃以上の気温では
元気がなくなってしまいます。
この事実にかなり驚いた人も
多いのではないでしょうか。
30℃くらいの暑い時は涼しい場所に
移動させるようにしましょう。
【その他のコツ】
前日に咲いた花を翌日に摘み取ることで
花を元気に咲かせることができます。
そのまま自然に落ちるのを待っていると
新しく咲こうとする花に
栄養分が十分に行き届かないためです。
花をもぎとるのはなんだか寂しい気もしますが
元気に花を咲かせるためには
しなければならないことです。
ハイビスカスに適した肥料とは?
ハイビスカスに適した肥料は
緩効性(かんこうせい)肥料です。
緩効性肥料とはかたまり状の肥料のことで
ゆっくりと成分が溶け出します。
ハイビスカスが元気がない時は
液体肥料を使用するのがおすすめです。
液体肥料は緩効性肥料よりも
吸収面において即効性が高いです。
肥料が必要になるのはハイビスカスの
生育期である5〜10月頃です。
この時期に緩効性肥料を撒き
肥料を欠かさないようにするのが
元気に花を咲かせるためのコツです。
生育期以外の期間においては
特に肥料をあげなくても良いとされています。
ハイビスカスはベランダでも育つ!その育て方とは?
ハイビスカスは猛暑や寒さに弱いため
地植えよりも移動が楽な
鉢植えの方が管理しやすいです。
鉢替えなら直射日光や西日が当たる時も
サッと移動ができて便利です。
ベランダでハイビスカスを育てるコツと
注意点についてご紹介しますね。
1つ目のコツは日光がたっぷり
当たる場所に鉢を置くことです。
ハイビスカスは日光を好み
直射日光でも特に問題はありません。
ただし午後からは直射日光や西日など
強い日差しは避けるようにします。
日光の他には温度管理にも注意が必要です。
気温が30℃を越える暑い日には
風通しが良く涼しい場所に鉢を移動させます。
日本でも温暖化の影響で
年々夏の気温が上がっているため
十分に注意する必要があります。
暑い日だけでなく寒い日にも注意です。
ハイビスカスは寒さにも弱いため
気温が10℃を下回ると元気がなくなります。
ベランダで育てる場合は
冬は室内の日当たりの良い場所に
鉢を移動させ寒さ対策をしっかり行いましょう。
ハイビスカスを鉢植えで
育てる時の注意点があります。
根詰まりを防ぐために
1年に1回は鉢替えを行うようにしましょう。
地植えとは異なります
鉢は狭いためどうしてもハイビスカスが
根詰まりしてしまいます。
根詰まりを放置していると
元気がなくなり花も咲きにくくなります。
さいごに
植木鉢のハイビスカスの
寿命は5〜7年くらいとされています。
しかし育て方に問題があると
寿命よりも早い段階で枯れてしまいます。
今回ご紹介した育て方ポイントで
ハイビスカスを生き生きと
長生きさせましょう!
最後までお読みいただき
ありがとうございました。