エディブルフラワーという品種の花があるわけではありません。
マリーゴールドやコスモスなどもエディブルフラワーの種類です。
数多く存在する花のうち食べることができる花の種類は100種類ほどです。
エディブルフラワーとして育てることで安心してデザートやサラダなどに使用することができます。
エディブルフラワーならではの栽培における注意点があります。
苗や種はエディブルフラワーとして栽培されたものを購入することやなるべく無農薬で栽培することです。
今回は、エディブルフラワーにはどんな種類があるのかや、食用の花の苗はホームセンターで買えるのか、苗の育て方をご紹介します。
エディブルフラワーにはどんな種類がある?苗はホームセンターで販売されている?
エディブルフラワーとは食べることができる花のことです。
エディブルフラワーは種類が大変豊富です。
マリーゴールドやコスモス、バーベナ、ノースポール、キンギョソウなどもエディブルフラワーです。
全部で100種類くらいあります。
これらの苗はホームセンターでも買うことができますが鑑賞用として販売されています。
ですので本来食べることができますが食用には向いていません。
苗を育てて料理に使いたい場合は食べることを想定して栽培された苗を買うようにしましょう。
これらの苗は主にエディブルフラワーの生産者から買うことができます。
通販サイトで苗を取り寄せることができます。
エディブルフラワーの苗の栽培方法
食用として苗を栽培したい場合に気をつけておくべき2つのポイントからご紹介しますね。
①苗を購入する場所
食用花として育てる場合はエディブルフラワーとして栽培された苗を買うようにしましょう。
種についても同様のことが言えます。
オーガニックの種が販売されているのでそれを買うようにしましょう。
②農薬の使用
エディブルフラワーは無農薬または低農薬で栽培したものです。
家庭で栽培する場合は無農薬で栽培すると安心して料理に使うことができます。
水やりや肥料など苗の基本的な栽培方法は鑑賞用の苗を育てる時と同じです。
ここではエディブルフラワーの一つであるノースポールの苗の育て方をご紹介しますね。
【栽培環境】
日当たりと風通しが良い場所で栽培しましょう。
水はけが良い土が栽培に適しています。
【水やり】
庭で栽培する時は水やりは不要です。
夏場で日照り続きの場合は水を与えるようにしましょう。
鉢またはプランターで栽培する場合は土の表面が乾いたタイミングでたっぷり水をあげます。
【肥料】
10月〜5月の間に定期的に肥料を与えましょう。
緩効性化成肥料の場合は1ヶ月に1回を目安に肥料を施します。
液体肥料を用いる場合は2週間に1回程度を目安に与えましょう。
【病気・害虫】
うどん粉病や立枯病、灰色かび病、アブラムシに注意が必要です。
エディブルフラワーとして栽培する場合は農薬の散布は控えます。
病害虫の被害を受けないよう風通しを良くするなど栽培環境を整えることが大切です。
アブラムシにはどんな植物にもつきやすいです。
薬剤を用いなくても駆除することができるためその方法をお試しください。
テープでペタペタくっつけて駆除することができます。
でもこの作業は虫が苦手な人には耐え難いです>.<
アブラムシは水に弱い習性を持つので水で洗い流すやり方がおすすめです。
さいごに
エディブルフラワーとなるマリーゴールドなどの苗はホームセンターでも取り扱いがあります。
しかし食用として栽培する場合はエディブルフラワーとして育てられた苗を購入するようにしましょう。
摘んだ花はデザートやサラダに添えると華やかさを楽しむことができます♪
最後までお読みいただきありがとうございました。