パンと牛乳を朝食や昼食でよく
食べている人も多いですよね。
パンと牛乳が体に悪いとの声が
上がっていることをご存じですか?
牛乳は骨を弱くするとの話がありますが
科学的な根拠はありません。
牛乳はお腹を壊すとの話については
体質により当てはまる人もいます。
パンについてはマーガリンやショートニング、
添加物がたっぷり含まれたパンは
たしかに体に悪いため注意が必要です。
パンと牛乳やめたらどうなった?皆の声
パンと牛乳は体に悪いからやめたら
こんな風になりましたよと
どんな声が出ているか簡単にご紹介しますね。
【Aさん】
牛乳を飲んでもカルシウムが
排出されてしまうためやめました。
骨が丈夫になった気がします。
【Bさん】
パンを食べるのをやめたら
肌荒れや体調不良がなくなりました。
【Cさん】
パンと牛乳をやめたらむくみが取れて
体重も落ちました!
パンや牛乳をやめたら
本当にこのような効果があるのか
次の章で検証していきます。
牛乳は体に悪い!?科学的根拠はあるの?
牛乳はカルシウムを排出するので
骨を弱くするとの噂があります、、、
牛乳はカルシウムが豊富なので骨を丈夫にする
と言われて育った人にとっては
衝撃的な噂ですよね。
実は牛乳は骨を弱くするという話に
科学的な根拠はありません。
逆に牛乳を飲むと骨が丈夫になるという話には
科学的な根拠があります(^.^)
牛乳は他の食材と比べても
カルシウムを大変豊富に含んでいます。
食品成分表を見ると牛乳よりも
カルシウムが豊富な食材はたくさんあります。
しかし1食あたりに換算して考えると
牛乳に含まれるカルシウムは
他の食材と比べると非常に高いです。
さらに牛乳はカルシウムの吸収率が
他の食材と比べて高いという性質があります。
牛乳が体に悪いと言われる他の理由に
お腹を壊してしまうという話があります。
お腹を壊すという話に関しては
科学的な根拠があります。
乳糖不耐症や乳アレルギーなど
体質的に問題がある人は
牛乳を飲むとお腹を壊します。
乳糖不耐症とは牛乳に含まれている
乳糖を分解することができず
ひどい下痢などを引き起こす疾患です。
ただしこれらの体質的な問題がなければ
牛乳を飲んでも問題はありません。
パンは体に悪いという話は嘘?それとも本当なのか?
パンについては原材料や添加物によって
体に良いパンもあれば悪いパンもあります。
体に悪いパンにはたくさんの
添加物が含まれています。
食べても健康被害がないとされる
範囲内で配合されてはいます。
しかしながら長期的に見ると体に悪い影響がない
と言い切ることはできません。
安心してパンを食べるためには
無添加のパンや原材料にこだわった
パンを選んで食べるようにしましょう。
パンが体に悪い理由としてトランス脂肪酸を
あげる声も大変多くあがっています。
パンにはマーガリンやショートニングが
使用されていますが
パンが作られる工程で
トランス脂肪酸が生まれます。
トランス脂肪酸を長期的に継続して
摂取すると動脈硬化のリスクを
引き起こすことが科学的に証明されています。
トランス脂肪酸をできるだけ抑える取り組みを
行っている業者が製造しているパンを食べたり
毎日パンばかりを食べ続けないことが大切です。
さいごに
牛乳が骨を弱くするという話に
科学的根拠はありません。
牛乳を飲むと効率良くカルシウムを
摂取できるため骨のためにも
積極的に飲むよう心がけたいものです。
パンによっては噂されるように
たしかに体に悪いものもあります。
体に良いパンを意識して
食べるようにすると安心です。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。