私がまだ小学生の頃の話です。
夕飯がすき焼きだった時に
えのきだけを箸でつかんだ
私にこんなことを言ったのです。
お腹が痛くなるから
えのきだけはよく煮込んでからだよ。
理由は分かりませんでしたが
ずっとこの教えを守り、
えのきだけはしっかり加熱してから
食べるようになりました。
大人になってから
なぜえのきだけを生で食べたらいけないのか
理由を知りました。
生のえのきだけには
フラムトキシンという
毒素が含まれているのです。
フラムトキシンはしっかり加熱することで
毒性がなくなります。
この他に今回はえのきだけにまつわる
豆知識もご紹介します(‘ω’)
あなたはえのきだけを鍋に入れる前に
水洗いしますか?
しませんか?
実は水洗いしなくて良いんです。
水洗いしなくても調理に使えるよう
衛生面に気をつけた状態で
袋詰めされています。
かなり意外じゃないですか?
軽く拭き取るだけで調理すると、
風味や栄養価が損なわれません。
水っぽくならないため
美味しく食べることができますよ!
えのきだけを生で食べられるのは採取後2~3日程度っていうのは本当?!
生のえのきだけには
フラムトキシンという毒素が含まれています。
しっかり加熱してから食べるようにしましょう。
フラムトキシンは抗菌性があると
言われています。
しかし赤血球の膜を破れやすくし
ヘモグロビンを流出させる作用も
確認されています。
ヘモグロビンが不足すると
重度の貧血などの症状が起きる
リスクがあります。
この他にも食中毒のような症状が出る
可能性があります。
嘔吐・腹痛・頭痛・寒気・冷や汗など
えのきだけは採取後2~3日程度なら
生で食べても問題ないとの意見もあります。
しかしこれらの意見には惑わされずに、
えのきだけは必ず加熱してから
食べることをおすすめします。
フラムトキシンは熱に弱いため、
加熱調理することで
毒性を分解することができます。
加熱時間の目安は
水が沸騰してから1分以上です。
えのきだけの分量が多い場合は
加熱時間を多めにしましょう。
えのきだけを調理するときは洗う必要はある?調理するときのコツは?
では次にえのきだけを調理する時の
コツについてご紹介します。
私はずっとえのきだけを
よく洗ってから調理に使っていました。
しかし後に水洗いしなくても良いということを
知りました(‘ω’)
えのきだけはもともと
水洗いしなくて使えるように
袋詰めされています。
ですので水洗いしなくても
衛生面でなんの問題もありません。
えのきだけを水洗いすると
こんなデメリットがあります。
◉栄養価が水で流される。
◉風味や旨味が水で流される。
◉水っぽくなる。
えのきだけを水洗いすると、
すき焼きに入れた時にべしゃっとして
水っぽくなるのを強く感じます。
きのこ特有の風味も損なわれてしまいます。
では次にえのきだけの下処理について
ご紹介します。
袋から出して
おがくずをキッチンペーパーか
手で取り除きます。
その後石突部分を包丁で切り落とし、
適当な長さにカットしたら下処理完了です。
私はずっと袋の上から
包丁で石突部分を切り落としていました。
そのままゴミ箱に
ポイッと捨てられるためです。
私のような人は多いと思います。
しかし包丁の刃を傷めるので
あまりおすすめしません(^^;)
さいごに
いかがでしたか?
えのきだけについて
知られざることについて
ご紹介しました。
えのきだけは十分に
加熱してから食べましょう(^^)
えのきだけの下処理については
かなりびっくりされたのでは
ないでしょうか。
袋から取り出したら、
気になるおがくずをはらうだけで
鍋に入れることができます。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。